ProStar MPPT
最適動作点追従(MPPT)制御
太陽電池アレイの出力が最大となる最適動作点は、日射変動やモジュール温度の変化により常に変動しています。MPPT
(Maximum Power Point Tracking)制御は、状況に応じて変化する太陽電池の最適動作点を追従し、常に太陽電池の最大電力を得ることができるよう制御する機能です。
高効率
従来のPWM充電方式コントローラは、バッテリー電圧と太陽電池アレイの最大動作電圧の差が大きい分だけ、エネルギーを無駄にしていました。MPPTの技術により、常に最大動作電圧で動作するため、電力ロスが抑えられ、最大効率97%以上を実現しました。
LCDメータ搭載
LCDメータが搭載しており、システムの動作状態や設定メニューを確認することができます。また、十字ボタンと併用することで、設定を簡単に行えます。
MODBUS通信機能
太陽光発電産業では最も普及しているMODBUS通信機能内蔵しています。MODBUSを介して、プログラムの設定や、遠隔制御、ログデータへアクセスすることができます。
データログ機能
最大256日間分のシステム動作データを記録できます。本体のLCDから、またはオプションのアダプタでPCと接続することで、ログデータを確認することができます。
充電電圧設定可能
DIPスイッチでプリセットされた7通りの充電プログラムが選べます。また、LCDメータとボタンで、充電電圧や負荷遮断電圧のしきい値など、カスタム設定ができます。
夜間検知機能
日没から日の出までの負荷動作を最大4パターンが、本体のLCDメータから簡単に設定ができます。太陽電池を利用した照明システムに適しています。
産業用高電圧モジュールも使用可能
産業・住宅用などの高電圧(開放電圧120Vまで)太陽電池アレイから、12Vまたは24Vバッテリーへ充電することができます。高電圧入力により入力電流が抑えられ、設置配線の利便性とシステム全体の低コスト化に貢献します。
高耐候性
ステンレス性の留め具や、アルマイト加工したアルミニウムヒートシンクを使用し、絶縁保護塗装を行っているため、耐候性に優れています。
型式 | PS-MPPT-25M | PS-MPPT-40M | |
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制御機能 | 充放電 | ||
システム電圧 | 12/24Vdc(自動認識) | ||
バッテリー電圧範囲 | 10~35Vdc | ||
最大入力電圧※1 | 120Vdc | ||
公称最大入力電力 | 12Vシステム | 350W | 560W |
24Vシステム | 700W | 1120W | |
最大バッテリー電流 | 25A | 40A | |
負荷電流 | 25A | 30A | |
自己消費電流 | 最大1.0W | ||
充電方式 | 4段階充電(バルク、吸収、フロート、均等化) | ||
充電電圧※2 | 設定可能 | ||
推奨ケーブルサイズ | 電力端子 | #6~14AWG/2.5~16mm² | |
バッテリー電圧センサ/リモート温度センサ端子 | #16~24AWG/0.25~1.0mm² | ||
温度補正※3 | 12Vシステム | -30mV/℃ | |
24Vシステム | -60mV/℃ | ||
動作温度範囲 | -40~+60℃ | ||
保存温度範囲 | -40~+80℃ | ||
湿度 | 100%(結露無きこと) | ||
オプション | リモート温度センサRTS、リモートメータRM-1 メータハブHUB-1、イーサネットメータバスアダプタEMC-1 USBメータバスアダプタUMC-1、PCメータバスアダプタMSC |
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寸法(W×H×D) | 200×194×70mm | ||
重量 | 1.4kg |
◆仕様及び外観は、改良のため予告無く変更することがあります。
※1 太陽電池アレイの開放電圧はこの値を超えないようにご利用ください。
※2 本体のDIPスイッチ、またはLCDメータとボタンで設定可能です。
※3 25℃基準