TS-3000
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正弦波・高サージ容量
歪率3%以下の正弦波を実現し、計測器などの精密機器の電源に適しています。余裕のある設計で、瞬時にサージ電力を定格出力の2倍まで取り出せます。
LED表示・豊富な保護回路
負荷レベルやバッテリー、インバータの状態を容易に判断できます。入力高/低電圧・過負荷・過温度・逆接続・出力短絡などの保護回路を搭載しており、システム周辺機器の故障を未然に防ぎます。
広い動作温度範囲
0～+40℃は定格の100%を出力します(TS-200は-10～+35℃)。+60℃までは、定格の50%出力できます。
※自動的に出力が停止するわけではありません。40℃(TS-200は35℃)を超える環境下では、各モデルの特性図にそって負荷を使用してください。
RS-232通信機能
オプションのRS-232ケーブルでパソコンと接続し、専用のモニタリングソフトウェアを使用することにより、出力電圧、周波数、パワーセーブモード、移行電圧などの設定を変更することができます。また、インバータの動作状態やエラー、バッテリーと負荷の推測容量をモニタリングすることができます。
※TS-1500とTS-3000のみ
リモート制御可能
TS-200/400は本体のリモートコントロールコネクタを利用し、出力の開始/停止制御ができます。TS-1500/3000は、オプションのリモートコントローラを使用することで、出力の開始/停止制御または動作状況を確認できます。
設定可能なパワーセーブモード
パワーセーブモードを設定すると、インバータの待機状態にかかる自己消費電力を抑えることができます。バッテリーの消費を低減させます。
※TS-1500とTS-3000のみ
出力電圧・周波数を設定可能
出力電圧と出力周波数をDIPスイッチで変更できます。出力電圧100/110/115/120Vacに、出力周波数50/60Hzに切換え可能です。電圧、周波数が異なる地域、電化製品でもご利用いただけます。
| 型式 | TS-3000-112G ※生産販売終了 | TS-3000-124G ※生産販売終了 | TS-3000-148G |
|---|---|---|---|
| 定格出力電力 | 3000VA | ||
| 出力電力(3分) | 3450VA | ||
| 最大出力電力(10秒) | 4500VA | ||
| サージ電力(30サイクル) | 6000VA | ||
| 定格入力電圧 | 12Vdc | 24Vdc | 48Vdc |
| 出力電圧(切換可) | 100(初期値)/110/115/120Vac | ||
| 周波数(切換可) | 50/60(初期値)±0.1Hz | ||
| 出力波形※1 | 正弦波(歪率3%未満) | ||
| 効率(平均値)※2 | 88% | 90% | 91% |
| 無負荷時待機電力 (パワーセーブモード) |
≤10W | ||
| 電源OFF時消費電流 | ≤1mA | ||
| 入力電圧範囲※3、4 | 10.5～15Vdc | 21～30Vdc | 42～60Vdc |
| 保護回路 | 入力低電圧、入力過電圧、入力逆極性接続(ヒューズ)、出力過負荷、出力短絡、過温度 | ||
| 耐圧 | バッテリー入力 – AC出力：3.0kVac、AC出力 – シャーシグラウンド：1.5kVac | ||
| 絶縁抵抗 | 100MΩ/500Vdc/25℃/70%RH | ||
| 耐振 | 10～500Hz、3G 10min./ 1cycle、60分 XYZ各方向 | ||
| 動作温度範囲※4 | 0～+40℃(定格負荷)、+60℃(50%負荷) | ||
| 動作湿度範囲 | 20～90%RH(結露無きこと) | ||
| 保存温度/湿度範囲 | -30～+70℃/10～95%RH(結露無きこと) | ||
| 冷却 | 温度負荷連動ファン | ||
| オプション | リモートコントローラIRC1、リモートコントローラIRC2、入力ケーブル、モニタリングソフトウェア | ||
| 寸法(L×W×H) | 466.8×283.5×100mm | ||
| 重量 | 12.9kg | ||
◆仕様及び外観は、改良のため予告無く変更することがあります。
◆記載無きものは、定格負荷、外気25℃環境、工場初期設定値にて測定
※1 歪率の測定条件：3000W線形負荷、入力電圧13/26/52Vdc
※2 効率の測定条件：2100W線形負荷、入力電圧13/26/52Vdc
※3 電圧値の誤差範囲は、112：±0.5Vdc、124：±1Vdc、148：±2Vdc
※4 特性図をご参照ください。
ディレーティングカーブは動作推奨値です。自動的に出力が停止するわけではありません。ご使用のシステム、環境により、ディレーティングカーブの範囲内でも過負荷保護、および過温度保護が働く場合がありますので、余裕を持ったシステム設計を行ってください。
入力電圧に対する出力特性
温度に対する出力特性
