ST2500
自動切り換えリレー内蔵
商用電源が遮断されると、バッテリーからインバータを介して負荷へ電力供給されます。商用電源が復帰すると、自動的に商用電源に接続されます。
リモート制御機能内蔵
専用のリモートコントローラがなくてもリモート制御ができます。本体のリモートコントロール端子を利用して、電源のON/OFFができます。
周波数を設定可能
出力周波数をDIPスイッチで50/60Hzに切換え可能です。周波数が異なる地域、電化製品でもご利用いただけます。
正弦波出力
出力波形は商用電源と同じ正弦波で、歪率3%以下の正弦波を実現し、PoEやルーターなどあらゆる負荷に適用可能です。
高効率
最大効率は88~94%ですので、効率の良いシステムを設計することができます。
負荷連動ファン
吐き出しタイプの負荷連動型冷却ファンを搭載しています。筐体内の過温度を防ぎます。
高サージ容量
余裕のある設計で、瞬時にサージ電力を定格出力電力の200%まで取り出せます。
設定可能なパワーセーブモード
パワーセーブモードを設定すると、インバータの待機状態にかかる自己消費電力を抑えることができます。バッテリーの消費を低減させます。
豊富な保護回路
入力低電圧、入力過電圧、出力短絡、過負荷、過温度など、豊富な保護回路が働き、負荷の故障を未然に防ぎます。
型式 | ST2500-112 生産販売終了※1 |
ST2500-124 | ST2500-148 生産販売終了※1 |
ST2500-212 生産販売終了※1 |
ST2500-224 生産販売終了※1 |
ST2500-248 |
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定格出力電力 | 2500VA | |||||
最大出力電力(3分) | 2875VA | |||||
サージ電力 | 5000VA | |||||
定格入力電圧 | 12Vdc | 24Vdc | 48Vdc | 12Vdc | 24Vdc | 48Vdc |
出力電圧 | 100Vac±5% | 200Vac±3% | ||||
周波数(切換可) | 50/60Hz | |||||
出力波形 | 正弦波(歪率3%以下) | |||||
最大効率 | 88% | 91% | 92% | 90% | 93% | 94% |
無負荷電流 | 2.62A | 1.53A | 0.72A | 2.32A | 1.15A | 0.68A |
最大待機電流 (パワーセーブモード) |
0.60A | 0.30A | 0.20A | 0.60A | 0.30A | 0.15A |
入力電圧範囲 | 10.5~15Vdc | 21~30Vdc | 42~60Vdc | 10.5~15Vdc | 21~30Vdc | 42~60Vdc |
ブレーカー | 30A | 30A | ||||
無遮断切換時間 | インバータ→商用電源:8~10msec、商用電源→インバータ:16~50msec | |||||
保護回路 | 入力低電圧、入力過電圧、入力逆極性接続(ヒューズ)、出力過負荷、出力短絡、過温度 | |||||
EMC規格 | - | EN55022; EN55024; EN61000-3-2, -3-3 IEC61000-4-2, 3, 4, 5, 6, 8, 11 |
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e-mark | - | CISPR25; ISO 11452-2; ISO 7637-2 | ||||
動作温度範囲 | 0~40℃ | |||||
保存温度/湿度 | -30~+70℃/10~95%RH(結露無きこと) | |||||
冷却 | 負荷連動ファン | |||||
オプション | リモートコントローラCR-8、リモートコントローラCR-6(12/24V用のみ)、入力ケーブル(24/48V用のみ) | |||||
寸法(L×W×H) | 463×332×119mm | |||||
重量 | 12.6kg |
◆仕様及び外観は、改良のため予告無く変更することがあります。
※1 後継機:SD2500
Q.商用電源を使用していればバッテリーは消費しませんか。
いいえ、商用電源を使用していても、インバータの無負荷電流がバッテリーから消費され続けます。もしインバータを非常時の電源として使用したい場合はバッテリー充電器等でバッテリーへ充電をしながら運用してください。弊社にてバッテリー充電器を用意しております。ご使用のシステムにとって最適な充電器をご利用ください。
また、ST1000/1500/2000/2500にはパワーセーブモードがあります。パワーセーブモードを使用することで、無負荷電流を削減する事も可能です。ただし、この場合商用電源からインバータ出力に切り替わるまでに時間がかかります。パワーセーブモードについては製品付属の取扱説明書をご覧ください。
Q.ACのみ入力されている場合、出力されますか。
・ST600
ST600は、本体が起動していない場合、ACバイパスはされません。
・ST1000/1500/2000/2500
入力AC周波数とSTシリーズの入力周波数が同じ場合、本体スイッチのON/OFF/Remoteに関わらずACバイパスとなりAC入力がそのまま出力されます。配線の際、ご注意ください。
また、入力AC周波数と設定周波数が異なる場合(例、入力AC周波数50Hz、ST設定周波数60Hz)、ACバイパスはされません。この動作はバッテリーが接続され、電源スイッチがOFFまたはRemoteの状態にてAC入力された場合も同様です。
Q.設定周波数とAC入力周波数が異なる場合、ACバイパスはされますか。
電源スイッチオフ時の動作は上記の「ACのみ入力されている場合、出力されますか。」をご参照ください。バッテリーからの入力電力があり、電源スイッチをオンにした際の動作はご使用のモデルにより異なります。
・ST600
ACバイパスされません。インバータの出力周波数に影響を及ぼす恐れがありますので、設定周波数と異なるAC入力は使用しないでください。
・ST1000/1500/2000/2500
ACバイパスされます。ご使用機器の入力周波数範囲、設定をご確認ください。ACバイパス後に電源スイッチを変化させてもACバイパスは継続します。AC入力が無くなった際、バッテリーよりインバータの設定周波数にて出力されます。
Q.AC入力電圧が110Vacである場合、インバータ(100Vacモデル)の出力電圧は100Vacとなりますか。
いいえ、STシリーズインバータの出力電圧はAC入力電圧と同じ110Vacとなります。また、AC入力電圧が遮断されると、インバータの出力電圧は自動的に100Vacになります。
Q.出力周波数は切替可能ですか。
可能です。
Q.バッテリーに配線するケーブルとヒューズの推奨サイズを教えてください。
下記のリンクから詳細をご覧になれます。ご確認ください。
STシリーズインバータケーブル、端子、ヒューズサイズ
Q.出力が並列できますか。
STシリーズは並列運転できません。SDシリーズをご検討ください。
Q.車のシガーソケットに接続して利用可能ですか。
できません。車でご使用の場合、バッテリーに直接配線してください。一般的に車のシガーソケットに、10A〜15Aヒューズが入っているため、150W以上のインバータを接続すると、ヒューズが切れてしまいます。
Q.リモートコントロール端子の配線方法を教えてください。
下記のリンクから詳細をご覧になれます。ご確認ください。
STリーズのリモートコントロール端子について
Q.リモートコントロール端子のENBとGND間に設置するスイッチは、許容電流最大何Aまで必要ですか。
リモートコントロール端子は信号の受け渡しなので、1Aにも満たないかなり小さな電流です。定格1Aのスイッチをご利用いただけます。
Q.パワーセーブモードは何ですか。
下記のリンクから詳細をご覧になれます。ご確認ください。
パワーセーブモード機能について